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HIITトレーニングとは?短時間で脂肪燃焼できる科学的メカニズム

TRAINING

忙しくて運動の時間が取れない

短時間でもしっかり脂肪を燃やしたい

そんな人にぴったりなのが、HIIT(High Intensity Interval Training:高強度インターバルトレーニング)です

実はこのHIIT、ただの流行ではありません。科学的にも「短時間で脂肪燃焼効果が高い」と証明されています。この記事では、HIITの仕組みから脂肪燃焼メカニズム、初心者向けメニューまで詳しく解説します。


HIITとは、短時間の高強度運動と休憩を交互に繰り返すトレーニング方法です。

例えば「20秒間全力でバーピー、その後10秒休憩」を8セット繰り返す、というようなスタイルです。

一般的な有酸素運動(ランニングやウォーキング)と比べても、HIITは

運動時間が短い

脂肪燃焼効果が高い

筋力・心肺機能も同時に鍛えられる

というメリットがあります。

具体例:タバタ式トレーニング

世界的に有名な「タバタ式」もHIITの一種。

わずか4分間の運動でも、心肺機能が大きく向上すると報告されています。

hiitの画像

HIITが短時間で脂肪燃焼を促進できる理由は、大きく2つあります。

HIIT後は体が通常より多く酸素を消費し続けるため、運動が終わった後も脂肪が燃え続ける現象が起きます。

これを「EPOC(Excess Post-exercise Oxygen Consumption)」、通称アフターバーン効果といいます。

カナダ・マクマスター大学の研究(Gibalaら, 2012)によると、HIITを実施した被験者は、通常の有酸素運動と比較して24時間以内の脂肪燃焼量が大幅に増加したことがわかっています。

研究1: Gibala et al. (2006)による研究では、HIITが従来の持久的運動よりも脂肪燃焼に効果的であることが示されています。

• 出典: Gibala, M. J., et al. (2006). “Short-term sprint interval versus traditional endurance training: similar initial adaptations in human skeletal muscle and exercise performance.” Journal of Physiology, 575(3), 901-911. https://doi.org/10.1113/jphysiol.2006.112094

研究2: Talanian et al. (2007)の研究では、HIITが脂肪酸の酸化を促進し、体脂肪の減少に寄与することが示されています。

• 出典: Talanian, J. L., et al. (2007). “Two weeks of high-intensity aerobic interval training increases the capacity for fat oxidation during exercise in women.” Journal of Applied Physiology, 102(4), 1439-1447. https://doi.org/10.1152/japplphysiol.01270.2006

HIITを行うと、脂肪燃焼に関わる成長ホルモンや**カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)**の分泌が促進されます。

これにより、通常の運動よりも高い脂肪分解作用が得られるのです。

「HIITってきつそう…」と不安な人も大丈夫。最初は短め&シンプルなメニューから始めましょう!

自宅でできる簡単HIIT例

これを1セットとして、2〜3セットやるだけでも効果があります!

【参考記事:自宅でできる簡単トレーニング10選はこちらもチェック!

ポイント!!

体力に合わせてセット数を調整する

正しいフォームを意識する(フォームが崩れるとケガのリスクあり)

トレーニングしてる人の説明

短時間で高い効果を得られるHIITですが、いくつか注意点もあります。

• 運動前のウォーミングアップは必須

• 体調が悪い日は無理しない

初心者は無理に高強度に挑戦しない

• 正しいフォームを習得してから強度を上げる

【参考記事:体幹を鍛えるプランク運動はこちら

また、HIITは心臓や呼吸器に負担がかかるため、持病がある人は医師に相談してから始めましょう。


HIITは「時間がない」「でも脂肪を燃やしたい」そんな願いを叶えてくれる効率最強のトレーニング方法です。

• 運動後も脂肪燃焼が続く(アフターバーン効果)

• 成長ホルモン分泌で代謝アップ

• 自宅で短時間でもできる

無理なく、楽しく、続けられるスタイルでHIITを取り入れていきましょう!

【参考記事:歩数管理でリバウンド対策もチェック!